2015.7.25. @城ヶ島
告知になりますが、
来る11月14日(土)、山上さんの親子整体<秋編>開催決定しました。
興味ある方、ご予定を空けておいてくださいね!
さて、こちらの親子整体ですが、季節に沿って開催しています。
遡って、<夏編> を少しご紹介。
<春編>同様、城ヶ島公園で開催しました。
立ちながら。芝生に座りながら。ベンチに座って授乳しながら。子供が遊ぶ姿を淡く目で追いながら。
それぞれが心地よいスタイルで、話を聞きます。
室内で聞くよりも、あおぞらの下では、ふわっと体に話が入ってくるから不思議。
さてこの日のテーマは、「こどもの注意の集中要求」でした。
最近怪我ばかりする、咳が止まらない、おねしょが治らない、お友達に手を出してしまう、 etc…
それは時には、からだが発するこどもからのメッセージ。
こどもは心と体が密接につながっています。
まだまだ脳が成長段階にあり、自分の気持ちや起きている出来事をうまく言語化することができないこどもは、不安や不満、ありとあらゆる心の変化が体の症状や振る舞いに直結します。
体の不調も、実は体自体の不具合ではないことも。
もっと自分のことを構ってほしい、
言いたいことが言えない、聞いてもらえない、
いつもがんばって気が張っているから緩みたい、
忙しいからゆっくりしたい、 etc…
からだの症状も、違った角度から読み取ってみると、ああそうか、と頷くこともしばしば。
病院に行ってもなかなか治らない。それはもしかしたら原因は違うところにあるかもしれません。
そして、そんなこどもの不調や振る舞いに何か気になることがあったら、
どうする?
まずは、
「どうしたの?」って訊いてあげること。
それからじっくりと、「さわって」てあげること。
整体ではそうして手を当てることを「愉気(ゆき)」って言います。
これはもう、本当に大事。
そして肝心なことは、
こどものメッセージに気づいたら、「すぐ、その場で!」このテンポ感。
そして、お手当している時は、全意識をその子に集中してあげること。
今日の夕飯の献立を考えながら〜とか、明日の予定は何だったっけ〜
とか、下の子のあれこれに意識がいっていたり〜、、、
の意識の〝ながら〟はダメ!ってこと!
話は続き、「整体とシュタイナー」の観点からのお話も。
7歳まではとにかく〝体〟が育つ時期。
そんな時期に頭(脳)を育ててしまうと(いわゆる早期教育的な・・・)、
根幹の〝体〟が育ちません。
それは成長してからあらゆる体の不調として現れることもあるのだと。。。
足と手と、五感を使ってとにかく自然の中でたくさん遊ぶこと!
これこそ、こどもたちが幼少期にすべきこと!
これはまさしく、すももの会も活動目的でもあり、
背中、押してもらいました!
一通りお話が終わった後は、質疑応答。
日頃気になるこどものこんなこと、あんなこと、
整体的観点からの対処法を直接聞ける良い機会です!
<秋編>のテーマはなんでしょう!?
最後に、参加者の方からすいかの差し入れあり、みんなでいただきました!
こどもたちも芝生広場で思いっきり遊びました◎